この記事は、アメブロの記事の続編に該当します。
直接このページにいらっしゃった方は、下記アメブロ記事を先にご覧いただけますと幸いです。
★合格偏差値の考え方は、下記、「青稜中学の帰国生入試難易度分析」の前半部分をご参照ください!
渋渋の四谷大塚偏差値について
「帰国」の合格偏差値は、「作文型:算国+作文」受験のみ適用です。
「英語型:算国+英語」の算国の入試問題は作文型のものと同じですが、合格基準はこの偏差値とは全く違うと考える必要があります。
この表を見てもお分かりの通り、英語型は全く別枠だと考えられます。
実際、合格者のデータを見てみると、英語力さえ発揮できれば、算国の学力は四谷偏差値で言うと40を切っていても合格してるようです。
以下は推測ですが、「英語型」の選抜は、以下のような合格基準を使っているのではないでしょうか。
<推測1>
英語を傾斜配点で300点としている。
入試要項記載の配点:算数100点・国語100点・英語100点
実際の選抜に使う配点:算数100点・国語100点・英語300点
*この配点であれば、英語で90点取れば270点、あとは算国で30点で合格できる。
<推測2>
算国の合計点30点くらいを「足切り点」とし、あとは英語の上位20人前後を合格とする。
⇒結果的に英語で90点くらい取れないと合格できない。
では、どれくらいの英語力があれば90点取れるかというと、英検1級以上と言えましょう。
さらに、集団ディスカッションで「人間力」が問われるわけで、渋幕同様、「英検1級ホルダー」たちのウルトラハイレベルな選抜であるわけです。
ご参考になれば幸いです。
明日は、とても問い合わせの多い、英作文・ショートエッセイについての分析と対策についてご説明する予定です。
0コメント